読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

電波女と呼ばないで

体内に蓄積された毒電波を吐き溜める場所

日はまた昇る──憂鬱とともに

朝、目が覚めると そこにはいつもの部屋があって 使い古したベッドの上にいて 否応なしに また現実が再生されていることを 突きつけられて 愕然となり あぁ、さっきまで見ていた夢は なんだったんだろうかと ぼんやりとした印象しか もはや思い出すことので…

半死

もやもや もやもや 心もやもや どろどろ どろどろ わたしどろどろ いつもムカムカ 激しく鬱鬱 髪の毛びしゃびしゃ 無性にぴりぴり 血管ドクドク 関節バキバキ めまいクラクラ 嗚咽ゲロゲロ 薬品ゴクゴク 痙攣プルプル 胃腸キリキリ 動悸ぜろぜろ 暴飲ヨロヨ…

届かない それはあまりにも遠く あまりにも厚い 手を伸ばしても 掴めない 声は手前で萎み 雲散する 光は淀み屈折して もう戻ることはない 芽吹き始めた命が 凍結する 穴の空いた瞳孔に 虚無が流れ込む 反射しない鏡に向かって 影が踊る もう来ることのない明…

わたしは愛されたい 愛が欲しい 優しさに包まれたい 満たされたい 幸せになりたい けど愛はどこにある? 愛はどこで手に入る? 愛はいくらで買える? 愛の獲得条件は? 愛は…何で出来てるの? 愛は何? 愛って何なの? 愛の定義は? …愛が欲しいと言うけれど…

再-生

真っ暗なトンネルの中を歩く 蝋燭一本の明かりを頼りに おそるおそる前へ進む 足音が静寂を過ぎ越して そそくさと立ち去っていく 水滴の垂れる音が 不自然な反響を呼んで 虚無の鼓動をざわつかせる 辺りは見渡す限りの闇 しかし、それは生きているようにもみ…

そして宇宙死ね

この世に悪がはびこり 精神が絶望に侵され 自らの首を吊り 隣人へ包丁を突き立て 札束で愛欲を満たし データをすり替えて改竄し 他人を目線で蹴っ飛ばし 偽善者の仮面をかぶり その下で弱者を嗤い 我先と座席の確保に走り 路傍に麻薬を投げ捨て 化学調味料を…

終わりなき終わりの始まり

モノクロームの森林が 沈黙の砲声を響かせながら 幽遠な次元の彼方へ向かって 悲愴な想いを伝播する 物憂い風が空を撫で 虚飾に満ちた磁場空間を 情理を超えた眼差しで 包み込むように愛撫する 三つ目をした羊アタマの獣人たちが 滋味のない荒んだ大地を 羊…

誰からも必要とされていない感

わたしは何のために存在しているの? 誰のために生きているの? わからない。 わからないよ。 わたしは誰からも必要とされていないし、 誰からも生きていて欲しいと思われていない、 ──ような気がする。 たぶん。 わたしが存在することで誰かが得するわけで…

わたしのこころは冷蔵庫

わたしのこころは冷蔵庫 ひんやり冷たく 中は空っぽ 思い出はみんな生野菜 カビて腐って 黒くなって… しなしなになった大根は わたしの性根を よく表す 鼻をつんざく腐乱臭 わたしのこころは ご臨終 賞味期限が切れているのは 食べ物よりも わたしなの アハ…

漏洩

もう我慢の限界 何もかもが己の殻を破り捨てて 中心無き根源へと 漏れ出ていく 言葉の網の目の間隙から 言いようのない<ソレ>が 処女膜を食い破って 顕現する 終末の彼方の地平が メビウスの輪のように 無限ループして 終わりなき夢のまた夢が 網膜の裏側を…

時間疎外

己の魂を 時の支配者に 売り渡すということ 無味乾燥な 秒針の流れの中に 心の在り処を見出だすということ それが 大人になる ということなんですね、先生 時は魔法 魔法は時の変換 時の深層より萌え出ずる精神 存在と、時間── ああ 哀れなりアワレナリ 己の…

心のしっとり感

わたしの心を持ち去った罪で あの人は裁かれればいい。 乙女の純情を踏みじった罪で あの人は罰せられなければならない。 わたしはたくさんの時間を あの人のことを考えるのに費やした。 その分の時間を あの人はわたしに返さなければならない。 でも、過ぎ…

微分

わたしの身体が 粉々にくだけて 微粒子になるまで 粉々にくだけて 風に吹き飛ばされて どこかへ消えてしまえばいい わたしは 風になりたい 風になって 空に舞い上がり 天高く昇り 宇宙の彼方へ行き わたしは 宇宙の一部となる ああ わたしは微分されたい わ…

人生に疲れたの詩(うた)

わたしはもう疲れました。 生きることに疲れました。 いいことなんて何もない。 イイ人なんていやしない。 男なんてみんなクズ。 人間なんて皆もずく。 もずくは体にいいけれど。 わたしの体には合わない。 毎日うつでしょうがない。 課長のギャグはしょうも…