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電波女と呼ばないで

体内に蓄積された毒電波を吐き溜める場所

再-生

真っ暗なトンネルの中を歩く 蝋燭一本の明かりを頼りに おそるおそる前へ進む 足音が静寂を過ぎ越して そそくさと立ち去っていく 水滴の垂れる音が 不自然な反響を呼んで 虚無の鼓動をざわつかせる 辺りは見渡す限りの闇 しかし、それは生きているようにもみ…

終わりなき終わりの始まり

モノクロームの森林が 沈黙の砲声を響かせながら 幽遠な次元の彼方へ向かって 悲愴な想いを伝播する 物憂い風が空を撫で 虚飾に満ちた磁場空間を 情理を超えた眼差しで 包み込むように愛撫する 三つ目をした羊アタマの獣人たちが 滋味のない荒んだ大地を 羊…

漏洩

もう我慢の限界 何もかもが己の殻を破り捨てて 中心無き根源へと 漏れ出ていく 言葉の網の目の間隙から 言いようのない<ソレ>が 処女膜を食い破って 顕現する 終末の彼方の地平が メビウスの輪のように 無限ループして 終わりなき夢のまた夢が 網膜の裏側を…